補修
純正エアロバンパー補修
バキバキの純正エアロバンパーを安く手に入れたので早速補修したいと思います。
まず下準備ですが、バンパーのささくれや塗装のはがれた段差などをペーパーで消していきます。今回はそこまでひどい傷はなかったので軽い補修の後に足付け作業と脱脂をして塗装に入ります。
サフを吹く前にプライマーで塗装の密着性を良くしておきます。
サフを吹いた後です。段差もほとんどなく良い感じです。というわけで本塗りに入ります。
塗装後です。毎度のごとく缶スプレー塗装です(^^;
パワーウインドウアンプ修理
S13系はよくこれが壊れます。私の車も例外ではなく壊れました(^^;
アンプは新品で買ってもかなり高く、中古でもあまり出てきません。しかも実は非常に簡単な補修でよみがえるので買うのもアホらしくなります(^^;
というわけで補修に入ります。今回も写真が少ないです…すみません。。
いきなりですがアンプを分解すると写真のような基盤が出てきます。
この基盤の赤い印の部分がアンプ不良の原因です。よく見るとはんだが割れているのがお分かり頂けますでしょうか?
赤丸の部分をはんだし直せば修理は完了です!車両によってはがれているはんだの位置は違うと思うのでそこは確認して補修してください。
FRPエアロバンパー補修
昔、流行ったフェイスチェンジで特に私が好きなバンパーがこのWAVEのバンパー。しかしなかなか中古で出てこない上に、新品は高い。そんな中中古で出てきたと思ったらこんな状態(^^;…てなわけで補修して再使用しようと思います。
まずはバンパーの状態チェックから始めます。
バンパーが割れてささくれになっている部分はささくれを削り取ります。
次に補修中にバンパーが真っ二つになったり動いたりしないよう傷口を覆い隠すようにガムテープを表面から貼ります。このガムテープで補修部分の形状が決まってくるのでしっかり形状を維持した状態でガムテープで固定しましょう。
脱脂も忘れずに。
バンパーの下準備ができたらいよいよFRP補修に入ります。
まずは紙コップにポリエステル樹脂を深さ1センチほど入れ、硬化剤を3〜4滴ほど入れ、割り箸で十分にかき混ぜます。熱を持つので硬化剤の入れすぎは厳禁です。
樹脂が混ざったら硬化しきらないうちに、すばやく傷口に裏から刷毛でたっぷりと塗ります。乾かないうちにその上からFRPマットを適当な大きさに切ったものを貼り、さらにその上から先ほどの樹脂をたたくように塗りつけ、気泡を抜きながらマットに樹脂を浸透させます。刷毛でやりにくいときは割り箸も併用すると良いでしょう。
これで傷口1箇所あたりのFRP補修は終了です。
後はこの繰り返しです。
FRP樹脂が完全に硬化したら表のガムテープを剥がし、バンパーからはみ出た樹脂やマットを削って形を整えます。
ある程度形状が整ったら表面の継ぎ目や凹凸を消すためパテ盛りします。パテは厚付け→薄付けの順です。パテ盛り前には下地準備を忘れずに。
パテが硬化したらひたすら削ってもとのバンパーの形状を出します。納得いくまで何度も盛り→削りを繰り返しましょう。
納得いく形状ができたらいよいよ塗装の下準備に入ります。
下準備としてバンパーの艶がなくなるまで600〜800番程度のスポンジヤスリでゴシゴシ全体を磨きます。この作業は足づけ作業なのでしっかりやらないと後で塗装がシールのように剥がれる原因にもなりますので念入りにしましょう。そして脱脂した後プラサフを吹きます。
プラサフを吹くと凸凹している部分や目立つような継ぎ目はすぐに分かりますので気になるようなら再度パテ盛りします。
無事にサフまで吹けたら、1000番程度のスポンジヤスリで全体を研磨した後、脱脂をして本塗装に入ります。
今回もお決まりの缶スプレー塗装です(^^;
FRP補修は今回が初めてでしたがやってみると意外と簡単に出来ました。今度はFRPで自作エアロにも挑戦してみたいですね^^
リアフェンダー板金
リアフェンダーをドッカンとやってしまったので早速補修したいと思います。
まずはへこんだフェンダーを裏からたたきまくって、ある程度ラインを出します。パテ盛りを最小限にするようなるべくラインを出しましょう。
ある程度ラインが出たらパテ盛りです。妥協せず納得いくまで盛り→研磨を繰り返します。
納得いくラインがでたらいよいよ塗装に入ります。塗装の手順は上でも紹介しているのでもういいですね(^^;
補修後です。塗装はいつもの缶スプレー。。上では妥協せずにと書いてるくせに、時間がなかったので妥協しまくりでラインガタガタです(^^;
また今度時間があるときにでもきれいに補修し直します。。
大森メーターセンサー修理
最近、大森メーター愛用していた方々はいろいろと困っているのではないでしょうか。私もその一人で、以前からメーターの調子が悪く、センサーが壊れかけていることが分かり、大森のセンサーを購入しようと思ってましたが会社が倒産したとのことで購入不可!
大森の電子式は精度抜群なのですが、センサーが壊れやすいみたいですね。同じような悩みで某オークションでセンサーのためにメーターを探している方も多いのでは!?
そこで!センサーを修理してみることにしました!さて、うまく直るかな!?
※ここで記載されている方法はあくまで素人の修理方法であり、精度が落ちたり、センサー本体を完全に壊すことも考えられますので、参考の際はくれぐれも自己責任でお願い致します(^^;
さっそくですが、まずはセンサーの状態の確認です。私の場合、センサーの見た目は壊れているように見えませんが、中の配線が完全に断線しているようでご覧のようにメーターは120℃を指したまままったく動きません。
ということでまずはセンサーと配線の継ぎ目の白いシーリングをマイナスドライバーなどでえぐり取ってセンサーと配線のつなぎ目をむき出しにします。
継ぎ目が見えたらセンサーの配線の状態が分かるかと思います。私の場合見事に断線しておりました(^^;
私の場合はせっかくなのではんだを補強するためにわざと配線を完全に引きちぎりました(^^;ちなみにちぎった線はどちらにつながっていたか覚えておきましょう。
配線を取り出したらはんだをし直す作業に入ります。配線の皮を少しむいてセンサーにはんだ付けしていきます。せっかくはんだするので私は多めにはんだを盛って熱が加わらない限り二度と剥がれないくらい強力に付けました(^^;
はんだ作業が終わったら二本の線がお互いに触れないよう絶縁します。絶縁は初めの状態のようにシーリングすれば良いと思います。私の場合はゴム系接着剤でセンサーのカップ部分を埋め尽くした後、写真のように自己融着テープでグルグル巻きにして配線部分を補強しました。これでしばらくは断線することもないでしょう!
すべての作業が終わったら取り付けて動作確認です。結果はご覧の通り!バッチリ復活しました^^
あとは精度の問題ですが、現在使っている感じでは妥当な数値を示しているので問題ないかと思われます!(今度別のメーターの温度と比較して精度を確認してみます。)強度もバッチリです!
これでしばらくは大森メーターで困らずにすみそうです^^
燃料タンク仕切り板はずし
S13系は燃料タンクの中にアルミの仕切り板が付いており、普通は外れることはありませんが、ドリフトやスポーツ走行など激しい横Gの加わる走行を繰り返していくうちにこの仕切り板がはずれ、燃料計が動かなくなったり変な動きをしたりします。
私の車も先日から燃料計が動かなくなりましたのでこの仕切り板を撤去したいと思います。
まずは燃料ポンプの取り外しです。燃料ポンプのふたを外し、配線を抜いた後、何度かクランキングして燃料ホース内の燃料を極力なくします。
次に給油キャップを空けてタンク内の圧力を抜きます。圧力が抜け切ったらいよいよポンプの取り外しです。
上側の2本の燃料ホースを外します。外すときは潤滑剤があると楽に抜くことが出来ます。私はシリコンスプレーを吹き付けてホースを外しました。ホースを外すと少し燃料が出てくるのでウエスを置いてから作業すると良いでしょう。
ホースが抜けたらポンプを固定している6本のネジを外すとポンプを外すことが出来ます。ポンプをタンクから抜き取るときはゆっくりと慎重に抜き取りましょう。
ポンプを抜き取ると写真のようにタンク内を除くことが出来ます。穴の左側に映っているパンチング穴の開いた板が仕切り板です。これが暴れて燃料フロートに当たり、燃料計が変になります。
仕切り板は下側の溶接はすぐにはがれてしまうのですが、上側は意外と頑丈についておりなかなか剥がれないので私はラジオペンチでねじって外しました。仕切り板はそのままではタンクの穴から抜き取ることは出来ませんのでタンクの中で穴から出せるよう丸めて抜き出します。
これが仕切り板です。思っていたよりも大きくて吃驚(^^;
後は元に戻すだけですが、タンクとポンプの間のOリングは必ず新品にしましょう。そのままだとOリングが伸びきってしまっており、入りません。
作業完了後は、燃料計も正常に動くようになりました^^
ただ、仕切り板がなくなったことで以前よりもより燃料が片減りしやすくなるので、横Gのかかる走行をするときは燃料の残量に注意しましょう!ついでに、コレクタータンクをつけると問題解決しそうです。