自作・ワンオフ
車高短対策配線ガード
S13はフロントフェンダー内をECUのメインハーネスが通っているため、車高短にするとこのハーネスを傷つけ、最悪の場合エンジンがかからなくなります。これを防ぐためにはハーネスをフェンダー上側へ移動させるか、配線ガードをつけるしかありません。
そこで、配線ガードの方が手軽なので写真のようなガードをアルミ板で製作します。アルミ板は0.5ミリを使用し、固定は針金を使います。タイラップで固定すると擦れたときにタイラップが切れることがあるので注意です。
こちらは根元部分。配線を上に移動している方もここはどうしようもないのでアルミ板でガードした方が良いです。ちなみに私は最初ここはガードしておらず見事ハーネスやられました(^^;
S13に乗り始めてこの加工をしてから一度もハーネス系のトラブルはないので良い感じです^^
ワンオフメーター製作
室内をN1仕様にしていたとき、メーターもレーシーにしたいと思ったことからワンオフで製作。
裏の配線は結構複雑です(^^;また、S13はAE86やR32などと違ってスピードメーターやその他のメーターがECUと信号でつながっているため、純正メーターの基盤も残さないとECUに信号がフィードバックされないため車が不調になります。写真の透明のタッパの中にはこの純正の基盤が入っています。
完成したメーターがこれです。中心にタコをおき、水温油温油圧のほかに純正の燃料計とオド・トリップメーター、警告灯類のみ残してスピードメーターは定番のウルトラのメーターが埋め込んであります。パネルはアルミ板で作成しました。
イルミをつけるとこうなります。乗ってる気分はレースカーそのものです(^^;
結局、快適な仕様へ戻したのでメーターも純正へ戻しました。
オリジナルメーターパネル
中央においている大森の3連メーターのイルミの色をどうしても他のメーターのイルミと統一させたいのと、メーターデザインも統一させたいのでパネルを自作することにしました。
まずはメーターの分解です。大森の場合、裏のメーターカップの爪を起こすことで表面のふたが外れます。
外れるとこうなります。レンズが外れたらメーターの針をはずします。力任せに外そうとすると壊れてしまうので注意して外しましょう。外したら針の左右にあるネジを外せばパネルが外れます。
こちらは自作したパネルと元のパネルの比較です。メモリの位置がずれるとまずいので、元のパネルをスキャナで取り込んで好きな文字盤へと改造します。ついでに、大森の場合パネルの裏に色がついており、これがイルミの色を変化させています。
こちらが出来上がったメーターです。まったく別物のメーターに見えますね。イルミもグリーンからオレンジにして針の色も赤へと変更しました。
メーター類のイルミと文字が統一されるだけでかなり良い感じになります^^
スイッチ類180SX後期流用
S13系のスイッチ類は180SXの後期といろいろと違っている部分があります。新しい180SX後期の方がデザインも新しく、機能性も良いので移植してみようと思います。
まずは移植する上で移植用の配線を作ります。S13と180後期では内装の形状が同じにもかかわらず、配線がかなり違っているため、配線を新たに自作して配線する必要があります。
まずはドアミラースイッチからです。180後期ではボタン部分がレバーに変わってます。
こんな感じでスイッチに移植用の配線をさして、元のカプラーに変換してさしていきます。
配線については、結構苦労したのであえてここには載せません!テスターなどを使用して自分で調べてください(^^;
移植するとこんな感じです。ちょっとした変更ですがわかる人が見れば”おっ!”と思うはず!?
お次はパワーウインドウスイッチ。こちらはS13は上げ下げ両方がボタンを押すタイプなのですが180後期ではプッシュプル式になっていてこちらの方が使いやすいです!ついでに運転席側のボタン部分にAUTOの文字が入り、イルミも光ります^^
こちらも上と同じように変換ハーネスを差し込んで変換していきます。
装着するとこんな感じです。これはS13系に乗ったことある好きな方なら乗ってパワーウインドウを動かそうとしたときに気づくはずです!?
お次はワイパー・ウインカーレバーです。S13系は間欠レバー部分がフリーでレバー自体も細いです。おまけに劣化して表面が白くなって見栄えも悪いので交換します。こちらはちょっと大掛かりで、ただレバーと配線変換するだけでは移植できません!レバーの根元のブラケットから移植する必要があります。
また、S13と180後期はステアリングシャフトが丸ごと違い、ブラケットの固定方法も違うため、一工夫必要です。S13のブラケットはバンドで止まっているため、それを利用します。下の写真のように180後期のブラケットにステーをつけ、そのステーをバンドで止めることでブラケットを固定します。
ステアリングコラム部分も形状が違い、S13のものは使用できなくなるので180後期のものを使用しましょう。
移植するとこんな感じです。ちなみにステアリングボスも180後期用のものでないとつかない上にウインカーがオートキャンセルできなくなります。また、ホーンの配線も一工夫が必要になります。
こちらはマニアな方でないと気づかないかな(^^;これが一番移植に苦労します。
オリジナルメーターパネル製作
4スロ化に伴い、追加メーターが増えてきたのでグローブボックスをつぶしてオリジナルメーターパネルを作成することにしました。
作成手順は以前にも紹介していますので説明要りませんね。今回は発砲塩ビ板を使用しました。加工しやすく熱にも強く丈夫で、しかも軽いのでメーターパネル製作にオススメです!
ワンオフマフラー製作
市販のマフラーで自分の理想のマフラーがなかなか無いので思い切って自作することにしました!条件としては、
・車高短対応
・出口デュアル出し
・車検対応
・NA独特の快音
とわがままな条件で製作することに(^^;
まずはもともとついていたマフラーを外して、材料を車体にあてがいながら溶接する位置を決めていきます。
あとは位置にあわせてバチバチと溶接していきます!溶接中は保護マスクを被って皮手袋をはめて作業しましょう!
溶接が終わったら錆びないように、耐熱塗料を塗っておきます。ホントは透明の耐熱塗料の方が見栄えが良いのですが、なかなか売っていないので普通の耐熱シルバーで処理しました。へなちょこ溶接がモロバレです(^^;
そんなこんなでワンオフマフラー完成です!理想通りの良い感じのマフラーが完成しました^^