部品交換・取り付け・OH

内張りビニール交換
 先日、内張りをばずしたところ、内張りのビニールがボロボロだったのでさっそく部品を注文して交換する事にしました。
 交換前の写真です。見ての通りところどころに穴が開いており、ビニール自身もボロボロです。中に雨水が浸入する原因にもなるのでさっそく交換します。
 交換後の写真です。貼り付けはブチルテープを使いました。良い感じに貼れました。後は再び内装を取り付けるだけです。
 反対側も交換しました。写真は交換後の写真で、右側と左側ではビニールの色が違います。
バッテリー端子交換
 先日、エンジンをかけようとしたらセルが回らない。エンジンルームを覗いてみるとバッテリーが接触不良を起こしていました。すぐに−端子を交換しました。写真は交換前のパーツです。さすがにここまで腐食しているとヤバイですね。接触不良起こすのも納得です。
トランクウェザーストリップ交換
 リアトランクから3箇所も雨漏りしていたのでウェザーストリップを交換しました。交換後は1箇所を除いて雨漏りは解消しました。残りの1箇所は一体どこから雨漏りしているのやら…。
リアテールランプガスケット交換
 最後の雨漏りの原因が発覚!なんとリアテールランプから雨漏りしていました。
さっそくリアテールランプのガスケット交換です。写真だと良く分かりませんが交換前のガスケットはボロボロでした。
スピーカーボード取り付け
 前からトランクが丸見えなのが気になっていたのでリアスピーカーボードを取り付けました。
取り付けるだけでかなり後ろの見ばえが良くなりました。
オーディオステー交換
 今まで使用していたオーディオステーは自作で位置もおかしくカバーにも引っかかってしまうため純正のステーに交換することにしました。写真は交換前です。ビス左右1本ずつで止まっているので強度も心配です。
 交換後です!オーディオもしっかりと固定され、位置もしっかりしているのでカバーを取り付けた後の見た目も良くなりました。
シフトシート・カラー交換
 最近シフトのがたつきが目立つようになったのでシフトシートとカラーを交換する事にしました。
まずはシフト周りの内張りとシフトブーツを外してシフト根元を出します。
根元のカバーを外すと写真のようにシフトの根元の部分が見えるのでCリングを外して中を分解します。
矢印の部分がCリングです。矢印の部分をつまんでリングを外すとシフトとミッションを分離できます。
 外した状態です。普通なら汚れのたまっている部分のあたりにシフトを支えるシフトシートがあるのですが、大抵は削れて写真のように汚れとなってなくなります。
 シフトカラーはなんと変形していました!
後はこの2つの部品を交換して元に戻せば作業終了です。
交換後はシフトがカッチリとしたフィーリングになり、シフトのがたつきもほとんどなくなります!
リアショック交換
 リアショックが抜けてきているようなのでTRDのガスショックに交換する事にしました。
 まずはリアタワーバーの付いている付け根のナットを外します。
 あとは下の足回りの部分についているボルトを外せばショックが外せます。ショックを外すとホーシングが降りてきますのでデフをジャッキで支えながら作業した方が作業しやすいです。
 あとは交換して元に戻せば終了です。
リアスプリング交換
 車高を下げるためにリアスプリングを交換します。写真はスプリングが付いている状態。ハチロクの後ろ足はショックとダンパーが分かれていますので簡単にスプリングを外すことができます。
 外した後の写真です。
 あとはスプリングを交換してもとに戻せば完了です。右が以前つけていたメーカー不明4.3k、左が今回装着したTRD6kです。自由長はTRDの方が短いですが、荷重をかけたときの長さはほんの少ししか変わりません。
ステアリングラックブーツ交換
 そろそろ車検も近いのでお決まりのポイントを調べていたらブーツが破れてました。さっそく交換です。
 まずはラックとタイロッドを分離します。ブーツのピンをはずせばブーツをはずすことが出来ます。
 新品との比較です。明らかに違いますね。破れた方のブーツはゴムも劣化していてカチカチに硬くなってました。
 新品装着後の写真です。ラックにブーツをはめる時はきつくてなかなかはまらないので穴にシリコンスプレーをかけてからはめるとはめやすいです。最後にアライメント調整を忘れずに行いましょう!
エアコン修理
 まずは配管をばらしていきます。はずした後の配管のOリングは必ず新品に交換しましょう。交換をケチると私の車のようにガスが抜けます。
 コンプレッサーも壊れかけていたようですので交換です。15kg近くあるのでかなり重いです。。はずすときも取り付けるときも慎重に…。ちなみに私は腕が3回ほどつりました。
 最後に配管を元に戻すのですが、私のようにパワステポンプやオイルブロックを取り回している車両だと写真のコンプレッサーと配管のつながっている部分のボルトを締めるのに苦労します。とくに奥。根気が必要です。
 最後に真空引きとガスチャージです。旧車なのでガスはR12です。R134aや代替えフロンはコンプレッサーやレシーバータンクなどが壊れたり、Oリングが溶けてガス漏れの原因となるので入れないように注意しましょう!
マフラーバンド交換
 ノーマルバンドだとどうしてもすぐにマフラーが垂れ下がってくるのでジュランの強化マフラーバンドに交換します。左がノーマル、右が強化バンドです。
 交換後の写真です。マフラーの垂れ下がりも多少改善されました。。
エキマニ交換
 まずは触媒後のボルトを外していきます。錆びてなかなか回らない場合が多いので潤滑油等を吹いてから緩めた方が良いです。
 次にエンジン側のボルトを外していきます。こちらは意外と簡単に外れます。マニを外す際にタワーバーが邪魔になるのでタワーバーを外してから作業しましょう。
 今まで使っていたマニです。。ひどい折れ方ですね…今までご苦労様でした。
 新しいマニにO2センサーを取り付けます。これが無いと車検通らないので必ず付けましょう。排気漏れの原因にもなりかねないので取り付け時には周りに液ガスを塗っておいた方が良いと思います。。
 いよいよ新しいマニの取り付けです!このステンマニは取り付け時のデスビの逃げが無いのでデスビを少し緩めてから取り付けます。デスビは位置が狂うと厄介なので元の位置に完全に戻しましょう。。ボルトの締め付けは内側から外側へ少しづつ締め付けていきます。
 最後に触媒後のボルトを締め付けて完了です。ガスケットは新しい物し交換することをオススメします。。
タイヤ交換
 新品のタイヤを購入したのでさっそく交換しようと思います。店に頼むと交換だけでも高価なので部室のタイヤチェンジャーを借りました。
 まずはムシをはずしてタイヤの空気をすべて抜きます。
 空気を抜いたらビート落としでビートを落とします。
 ビートを両側落とした後はタイヤチェンジャーに設置してタイヤレバーを用いてタイヤを外していきます。
 タイヤが外れました。
 古いタイヤだと硬化しているため外れにくいです。失敗するとビートを切ってしまう事もあるので注意しましょう。
 次はタイヤをはめていきます。ビートクリームを塗ってからタイヤをはめていきます。新品タイヤは柔らかいので非常に簡単にはまります。
 タイヤがずべてはまったらあとはビートの間から空気が抜けないように空気を入れていけば完成です。
 引っ張りタイヤを作る時はこの空気を入れるときに苦労します。
電動ファン装着
エアコンの効きとラジエターの冷却効果を増すために電動ファンを装着することにしました!カップリングファンも残したいのでラジエターの手前に取り付けることにします。まずはスペースの確認…かなりギリギリですがオイルクーラーを移動させれば何とかなりそうですね。
リレーは30Aのもので、以前つけていたフォグランプのものを流用しました。ヒューズは15Aです。
いきなりですが装着後の写真です。ファンは友人からもらったS14のものを流用しました。ラジエター手前に電動ファンをつけているので本来とは逆回転にファンを回転させるため、モーターの接続を+−逆に接続しました。
上からの画像です。オイルクーラーに干渉しているように見えますがギリギリ干渉してません!固定はエーモンステーでしっかりと固定してます。
さて、効果はというと…

水温:95℃→92℃
油温:85℃→80℃

と効果有りです!また、エアコンも前よりも良く効きます!以前はエアコンをつけると100℃近くまで水温が上がっていたのですがそれも無く快適です。
アンダーカバーと導風板をつければもっと効果がありそうですね!
シートベルトアダプター装着
ロールバーを組むとどうしてもシートベルトが引っかかってしまい助手席側の人はシートベルトを取るのに一苦労です。
というわけでシートベルトを取りやすくするため、アダプターを取り付けました。これまたS14からの流用です。
装着後はかなり楽にシートベルトを取れるようになりました!これはオススメです!
ミッションオーバーホール
まずは分解した時にゴミが入らないよう外回りを徹底的に掃除します。洗浄にはワイヤーブラシを使うと便利です。
洗浄が終わったらハウジング類を分離します。ベルハウジングの奥のボルトはなめやすいので注意が必要です。
ハウジングの分離が出来たらいよいよ本体をばらします。ばらした部品やギアはなくさないようトレイに入れておくと良いです。
バラシが終わったら内部を徹底的に洗浄します。ハウジングについた液ガスもすべて剥がし取ります。手や部屋がデフオイル臭くなるので注意が必要です(笑)
洗浄が終わったら後は元通りに組み直すだけです。今回はギア、シンクロ等まだ使えると判断したためギアはばらしませんでした。また、シール、ガスケットとベアリング類はすべて新品に交換します。
ミッション載せ換え・クラッチ交換
まずは室内からです。シフト付近の内装を外し、シフトを外します。
室内が終わったらジャッキアップしてミッション降ろし作業開始です。ジャッキアップはミッションが通せる高さ以上ジャッキアップしましょう。
ジャッキアップ後はミッションオイルを抜いてドライブシャフトを外していきます。外した後はミッションとの接合部からオイルが漏れてくるのでウエス等を詰めて対処します。
次にエンジンとミッションをつないでるボルトを順番に外していきます。セルモーターやクラッチレリーズ、アース配線等のボルトも忘れないように!また、バックランプ検知スイッチのハーネスも外しましょう。
降ろしたミッションです。汚いですねぇ。ミッションマウントもご覧の通りちぎれて終わってます。
クラッチ交換に入ります。クラッチを外すと写真のようにフライホイールが現れます。ここで、フライホイールの中心にあるパイロットベアリングを交換します。…が、よくネットの情報にあるねんどを詰めてパイロットベアリングを抜く方法はオススメできません!少なくとも私はその方法では抜けませんでした。ちゃんとしたSSTを使用して取り外しましょう。
そのSSTがコレ⇒
パイロットベアリングプーラーです!これがあれば僅か数秒でパイロットベアリングが抜けます!値段も3000円ほどとそこまで高価なわけでもないので購入して損は無いでしょう。
パイロットベアリングを交換したらクラッチとクラッチカバーの取り付けに入ります。取り付けには芯だし器具を使って取り付けましょう。ちなみに芯だししないとミッションを載せる時に軸の中心が合わなくて大変なことになります。
クラッチ装着後の写真です。
後は再びミッションを載せるだけです。ミッションジャッキが無いのなら、載せる時は最低2人は必要だと思います。
以上で交換完了です!すべて終わると達成感がありますよ(笑)
燃料ポンプ交換
 インジェクターの交換に伴い、燃料ポンプも交換することにしました。86の燃料ポンプはよく突然死することでも有名なのでその対策もかねての交換です。まずは燃料タンクを下ろすために給油口の周りのネジを外します。
 トランクの中の燃料センダゲージの上の蓋をはずしてカプラー2組を外します。蓋の下の燃料ポンプらしきものは燃料ポンプではなく燃料の残量を測るセンダゲージなので間違いの無いように…。
 ここからは下にもぐってタンクを下ろす作業です。タンクを下ろす際にリアバンパーが邪魔になるので外しておきます。
 燃料タンクからつながっているフューエルラインです。本当は外して作業した方が楽なのですが、場所が場所なだけに簡単には外れないので今回は外さずに作業しました。ラインを支えているステーのボルトは外しておきましょう。 
 タンクのバンドを外すとタンクを下ろすことができます。タンクはジャッキなどで支えながらゆっくり下ろしていきます。すると写真のように燃料ポンプの頭が見えてくるので固定している6本の小さいネジを外していきます。
 やっとポンプとご対面です。見た感じ健康体でしたが既に17万キロ使用しているポンプなのでいつ死んでもおかしくありませんね。。
 あとはポンプのナットとゴムホースをはずして交換するだけです。今回交換したポンプは格安で手に入れた定番のFD純正を流用。FC純正を流用するのが流行りですが、FD純正の方が年式も新しく走行距離も少ないのでFD用を使用しました。
サーモスタット・ウォーターポンプ交換
 水温が街乗りで大変なことになっているのでローテンプサーモを取り付けようと思います。まずはクーラントを抜いてロアホースを外します。
 はずすとサーモスタットがあるのではずして交換します。
左が純正、右がローテンプです。見た目から微妙に違いますね。
 今回はロアホース付け根が割れてしまったのでウォーターポンプもついでに交換しました。作業に夢中になりすぎて作業の写真はありません。。
 割れたウォーターポンプです。ポンプ自身は健康体なので予備で持っておこうかと…。

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